専業主婦のカードローン利用は難しい?

お金を借りるのは何も働いている男性の方ばかりではありません、ある調べによると銀行や消費者金融といった金融機関からカードローンを利用してお金を借りている人の3~4割は女性だという事が明らかになっています。お金の悩みは万人共通、どのような性別や年齢であっても冠婚葬祭や事故など急に大きなお金が必要になる事態は訪れます。 お金の悩み

一方カードローンを提供する金融機関側が全ての人に対し平等にお金を貸せるかと言われればそうではありません、金融機関側は慈善事業として金貸しをやっているわけではないのでたくさんの人の中からちゃんと貸したお金を返してくれる相手にしかお金を貸しません。しかしだからといってあまり利用希望者ひとりひとりに時間をかけすぎても金融機関は殆どお金を貸せなくなってしまいます。そこで「お金を返してくれそうか否か」をしっかり見極める為に特定のアルゴリズムに則った「利用者審査」を行う事で相手の適性をはかります。例えば「安定した収入がある事」や「借入希望額が年収の1/3以内である事」といったルールがそれにあたります。このようにより円滑にお金を貸す相手を選別するルール作りがされた事で審査にかかる時間や融資までにかかる時間は短縮され多くの人が金融機関を利用できるようになりましたただし専業主婦を除いては。専業主婦は審査のルール化によって本来ある程度の返済能力がありながらカードローン利用が難しくなってしまった特殊な事情を抱える事になってしまいました。


カードローンを取り巻く法律

専業主婦の方がカードローンを利用し辛くなった最大の原因は銀行や消費者金融の多くがカードローンの申込条件として掲げている「安定した収入がある事」に集約されています。「安定した収入がある事」という表現のままでは曖昧で「つまりどういう事?」という方も多いと思うので簡単に説明すると、この安定した収入がある事というのは「勤続年数半年(あるいは1年)以上」という事だと一般的には言われています。正社員は勿論派遣社員や契約社員、アルバイトやパートなど「雇用形態は問わない」とされています、しかし「働いたり働かなかったりする月がある」方はしばしば審査の対象とならない場合があります。つまり自身の収入が全く無い専業主婦はこの申込条件を満たせません。仮にパートとして働いていたとても中々同じ場所で半年、あるいは一年以上働いているという方はそう多くないと言います。 何故借りられない?

また「安定した収入がある事」という申込条件を殆どの金融機関が採用する事になった背景には貸金業法改正の影響が大きいとされています。貸金業法はその昔横行していた「到底返済不能な金額の貸付」を制限する為改正を重ねており、この法律によって今では昔のような無理な貸付は一部の法を遵守していない闇金以外では見かけなくなりました。「総量規制」もそんな貸金業法の一つでこれは「利用者年収の1/3を超える金額を金融機関は貸し出してはいけない」とする法律です。これにより例えば年収300万円の人は100万円を超える金額の借入が制限されるようになりました。この総量規制、本来ならば返済不可能な金額を借りて利用者が破産するのを未然に防ぐ為の法律なのですが、この法律によって現在苦しめられる事になっているのが専業主婦の方たちなのです。専業主婦の方というのは前述の通り自身の収入がありません、これにより年収の1/3、つまり0の1/3である0円以上の融資が法律によって受けられなくなったという事です。ただこういった話は長く複雑になってしまうのでこれを簡単にわかりやすく表現したのが金融機関各社の言う所謂「安定した収入のある事」というカードローンの申込条件になっているのです。

<参考>
レディースローン:女性専用の「レディースローン」と呼ばれる商品を提供している金融機関もあります。このレディースローンには、対応オペレーターが女性だったり、限度額が低めに設定されていたりと女性が利用しやすいポイントを揃っています。